好きなものは好きでいいじゃないか!といきなり結論出してしまうのですが‥
少子って読みました?結構すごいでしょ。いや凄いって言い方がいいのか悪いのか、わかりませんが、少子の評価って私の場合どうも、こうなんていうか言葉にならんのです。
なので、冒頭のような結論を先に吐いちゃうのです。
少子って好き嫌いで論じていいのかどうかわかりませんが、まあ個人的意見ですから許してやってくだされ。
でも、私は面白いと思うけどなあ。
ごく私的な意見かもしれないけれど、ちょっとしたところに「お!」と思うような発見があったり、
「へえ」と思うような一文があったり、著者の酒井 順子の力量が、そこここに現れています。
少子はそんな部分もあったかと思うと、全体的に一本の筋もしっかり通っています。
そういう意味では、少子はとてもバランスの取れた本なのじゃないかと思います。
だから、いい意味で失敗が無い本だと思ったりもします。こいつはオススメですよ。
責任が無い故に真実の一端を突く
少子化が問題だと叫ばれる中「産まない側」の一部に属している著者の
「何故、女性は産まないのか?」という理由をつづったエッセー。
「私達」や「同じ世代」という括りは気になりましたがここで述べられて
いる理由は(対象者は一部とは言え)核心をついているのです。
ただ、それがあまりに現実世界の常識と比べた場合、軽蔑の眼差しを
受けても致し方無い理由なので口には出せないのです。
(ここで書くのも憚られる)
お気楽な且つ責任の無い立場故の発言ですが、そういう言葉こそ真実の
一端を突いている、といっても大袈裟では無いでしょう。
この作品・・・
面白いという噂を聞き、早速読んでみたが、「少子」になる原因には自分にも思い当たるふしがあると感じたので共感出来たし、対策には、妙に納得させられた案もあった。(特に、戦争をやってみる、の項目には同感。途中、涙が出そうになった)私も未婚、子ナシなのだが、自分がなぜ結婚出来ないかも、この作品を読んでいると、少しだけ明らかにされてきた気がする。
子供が欲しい・欲しくないにかかわらず読むべき本!
いやー、似たような人って世の中に結構いるんですね。
この本は、まるで自分が書いたかのようです。
子供を「ナマモノ」と表現してるところ(子供はイキモノだから一度産んだら捨てるわけにはいかない)、こんなに文明が発達してるのだから、自動肛門洗い機(ウォッシュレット)同様、自動子供育て機がないのかといった話も面白い。とにかく著者のユーモラスな語り口が楽しく、友人と語っているような感覚で読めた。
また著者の周りの出産経験者の声が興味深い。出産は「生理通の3000倍の痛み」「膣が亀裂した」「10時間もかかる難産だった」など、ここまでしてなぜ産む???と思わざるを得ないような
ものばかりで、改めて私は「子供が欲しくない!」と思ったのであった。

