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二人目産みません産めません―女が子どもを産まない本当の理由

二人目産みません産めません―女が子どもを産まない本当の理由
北原 梨央
二人目産みません産めません―女が子どもを産まない本当の理由
定価: ¥ 1,470
販売価格:
人気ランキング: 152315位
おすすめ度:
発売日: 2005-08
発売元: 新風舎
発送可能時期:
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たまには実家に帰って両親に顔を見せてやろうかと思う。しかし、田舎というのは超退屈なのだ。本の2~3冊は持ってかないと間が持たない。今回の帰省では「二人目産みません産めません―女が子どもを産まない本当の理由」を旅の友とすることにした。

JR上野駅から宇都宮線に乗る。幸い、上野発の列車なので席は座り放題だ。さっそく「二人目産みません産めません―女が子どもを産まない本当の理由」を取り出し、本の中に没入するが、馬鹿な子供が私の周囲で嬌声をあげている。いや、嬌声などという生やさしいものではない。

ここは動物園か?と言いたくなるほどの野放しぶりだ。親が見ていない隙に「二人目産みません産めません―女が子どもを産まない本当の理由」の表紙の角で奴らの眉間を思いっきりヒットしてやった。

もう少し深く掘り下げた本であれば星5つ
本書は「二人目・・」と言う題から始まっていますが、別に初めて産む、産まないの問題を考えた方には全体的に良書と思います。

良かった点は・・・
★育児における父親不在をまず第一に論じていて長時間労働を強いられている男性のことを深く掘り下げて問題視していること。
★女性の価値観が多様化しているのに旧態然とした社会の価値観に疑問を投げていて細かく分析していること。

悪かった点は・・・
★著者自身の幼い頃のつらい体験(親から虐待うけた事)はこの本の中で直積的な関連性が感じられず、省いてもいいのではないか。
★欧州諸国の育児社会制度のすばらしさを紹介しているが我が国にどう生かしたらいいか論じていない。例えば負の部分(特に北欧諸国は税金が高い)についてもう少し分析して欲しかった。またそれに関連して我が国はアメリカ的社会(社会保障は少なくして自己責任を強いる国)になりつつあることまで政治的見解ももっと加えて論じるべきでなかったか?
少子高齢化は国家の大問題であるのだから・・。

この本は男性が読むと子供を産み育てることの価値観が変わるかもしれません。夫婦間で双方読んでみて今後の「子供」どうするか感想を述べ合うのに効果的な本です。

しかしながら産みたくても産めない(不妊治療している方々)にはあまり参考にならない本と思われます。


1.25の現実
2006年、出生率はとうとう1.25。当然の成り行きだ。
産みたくない人は産まなくてよい。問題は、一人産んでみたが、二人目はカンベンしてほしいと思っている人が多いというという現実だ。
収入が多いから保育所に入れないという現実、報道されるのは氷山の一角というベビーホテルの実態、恥ずかしながら、この本を読むまで、私は知らなかった。すぐさま、小泉さんに、行政に携わるすべての人間に読んでもらわなくてはならない。看過することのできない重大な社会問題である。著者は、社会学を学び、現在も教壇に立っているという。しかしながら、母親という立場に立たされるやいなや、社会の目が一転して、批判の
矢面に立たされるのは、ここが日本だからだ。役所、親戚、近所、職場、上司、男性、そして女性の目すら、働く母親には決して優しくない。それは、最終章の諸外国の例と比較しても明らかだ。
子どもの成長による自己の再生の実感、これほどの達成感や喜びを与えてくれる職業は、著者の言うようにほかにはない。親業は唯一無二の奇跡的な偉業であるというのは、おそらくどの親でも実感していることだろう。それでも、この日本では、もう一人産めない。その理由は、何なのか、考え、変えていかなくては、本当に手遅れになるだろう。税金は高くても、デンマークやオランダ、フランスでは子どもを心からほしいと思える。「子どもを産んでよかった、でももう二度と産まない」という帯に記されている叫びが、多くの人の実感であるとしたら、この国の罪は重い。
堅い内容の本であるが、一気に読めるのは、母親としての著者の人生や我が子への深い思いが、多くの母親たちのメッセージとともに凝縮されているからであろう。誤解もされ、批判をされることもあろうが、あえて、社会に向けて真っ正面から挑んだ著者の勇気に敬服する。

世のお父さん、役人、政治家が読むべき本!
自分も子育てに主体的に関わっているのである程度は知っていたつもりですが、やはり子育期のママは本当に大変ですね。ママを大変にしているのは「子育てはママの仕事」という世の中のパーセプションです。
 このパーセプションが変わらないと少子化は止まらないだろうし、わが国の少子化政策担当者はこの本を絶対に読むべきだろう。
 充実している諸外国の少子化対策も紹介されており、なぜわが国にで、このような政策が実行されないのか、ただただ不可思議である。

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